屈折率は、レンズの薄さ・軽さを決める基本
数字が大きくなるほど、レンズが薄く・軽くなります。
度数・フレームの大きさに応じて、中心の厚さ・周辺部の厚さが変わります。単純に、高屈折レンズを選べば良いということではありません。レンズ選択には、『度数』に応じたおすすめの屈折率があります。
屈折率が高くなると、より自然な見え方になります。
屈折率と設計別 アッベ数資料
レンズ分類 | 屈折率と設計別に以下のように分類されます。 上位に記載されたレンズのほうが薄くなります。 |
適用度数 | 度数に応じて、当店でおすすめするレンズ種類です。 弱度数の方が、高屈折レンズを選ぶことはかえって無駄になります。 強度数の方は、見え具合・重さ・厚さからも高屈折レンズの選択をおすすめします。 |
アッベ数 | 数字が大きいほど、収差が少なくなり、にじみが少なくなります。 レンズの周辺部が虹のように見えたり、違和感を感じる方は、数値の大きな製品をおすすめします。(特に強度・プラスレンズの方) |
比重 | 数字が大きくなるほど、重くなります。 体積の問題があるので、全体重量では強度の方は高屈折レンズをおすすめする場合があります。 |
以下 一覧表
・非 … 非球面レンズ
・両 … 両面非球面
・球 … 球面レンズ
プラスチックレンズ | 分類 | 適用度数 | アッベ数 | 比重 |
1.76 | 両 | ±5D以上 ツーポ不可 | 30 | 1.49 |
非 | 30 | 1.49 | ||
1.74 | 両 | ±4D以上 ツーポ不可 | 33 | 1.46 |
非 | 33 | 1.46 | ||
1.70 | 両 | ±3D以上 | 36 | 1.41 |
非 | 31 36 | 1.41 | ||
1.67 | 両 | ±5D以下 | 32 | 1.35 |
非 | 31 32 | 1.35 | ||
球 | 32 | 1.35 | ||
1.60 | 両 | ±4D以下 | 42 | 1.3 |
非 | 42 | 1.3 | ||
球 | 42 | 1.3 | ||
1.56 | 球 | ±3D以下 ツーポ不可 | 40 | 1.27 |
1.53 | 球 | ±3D以下 ツーポ不可 | 43 | 1.11 |
1.50 | 非 | ±3D以下 ツーポ不可 | 58 | 1.32 |
球 | 58 | 1.32 |